Windowsによるファイルサーバー
20120211
環境
サーバー及びクライアントOS : Windows 7 Ultimate 64bit(Windows Vistaでも同等な設定で可)
サーバー及びクライアントのユーザー名 : admin
→慣れるまではユーザー名及びパスワードは統一しておくといいでしょう。
規模が大きくなった場合はこの限りではありません。
DLNAサーバープログラム : Windows Media Player12
共有方法やDLNAについては簡易的な説明
Windowsによるファイルサーバーのメリット
SAMBA等構築した場合によく発生するデメリットを被らなくて済む。
→固有文字等の文字化け対策の対応
→何気に高い負荷の解消等
Windows7によるファイルサーバーのメリット
簡単な設定でVSS(シャドウコピー)を実装出来る。
→ファイルの誤削除への対応
Windowsによるファイルサーバーのデメリット
アクセス制御が難しい。
接続ユーザ毎にログを取ることが出来ず、規模が大きくなると管理上問題がある。
共有フォルダの作成
◆共有の前設定
コントロールパネル>ネットワークと共有センター>共有の詳細設定
「ホームまたは社内」の以下にチェック
ネットワーク探索を有効にする
ファイルとプリンターの共有を有効にする
パブリック フォルダーの共有を無効にする(以下省略)
128 ビット暗号化を使用してファイル共有の接続を保護する
パスワード保護の共有を無効にする
Windows でホームグループ接続を管理できるようにする
◆適当な場所にフォルダを作成
◆作成したフォルダをワークグループに対して共有を行う。
→対象フォルダを右クリック>共有>特定のユーザ
ユーザ「admin」に対して「読み取り/書き込み」権限を付けて「共有(H)」を押す。
◆Windows7やVistaで実装する場合、エラーが発生する場合があるのでレジストリを変更して対策(Windows7の例)
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Parameters\
Size = 3
MaxMpxCt = 255
MaxWorkItems = 1024
「Size」は数値の変更。他の項目は無ければDWORDで作成
全て10進数
ついでにDLNAサーバーの設定方法
◆サーバー側での操作
1.Windows Media Playerを開く
2.画面上部の「ストリーム(R)」
3.メディアストリーミングを有効にする(T)
5.ストリーミング オプションが出てくるので、対象の機器に対して「許可」としてOKボタンを押す。
→無効化したい場合はここで全ての機器を「禁止」とする。
6.左ペインの「音楽」「ビデオ」「画像」「録画一覧」のフォルダを変更する。
例として、「音楽」を右クリックして「音楽ライブラリの管理(A)」を押す。
DLNAで配信したいフォルダを追加及び削除で設定
初回は「3」のところで「ホームグループでのメディアストリーミングを有効にする(T)」となってる場合もある模様。
この場合、一度設定を進めてから以下のようにホームグループから抜け出してもう一度やり直すと出来る。
コントロールパネル>ネットワークと共有センター>ホームグループと共有に関するオプションを選択する>ホームグループへの参加の終了
PS3及びTVから再生出来る事を確認
録画フォルダなんかをビデオに登録しておくと便利です。
Windows7 Professional以上限定の設定
◆システムの復元を有効にし、VSS(シャドウコピー)機能を保険とする。
VSS(シャドウコピー)とは、復元ポイントを作成した瞬間にスナップショットを作成し、
例えミスによってファイルを削除してしまった場合でも、
その復元ポイントの時に有ったファイルへ復元する事が出来る機能。
有効化すると、デフォルトでは1日1回24時に自動的に復元ポイントが作成されます。
復元ポイントの作成を任意のタイミングにスケジュール変更する方法についてはページ下部にて。
VSS(シャドウコピー)クライアント機能はProfessional未満でも使用可
◆「システムの保護」設定窓を開く
コンピュータ右クリックで「プロパティ」選択
左側タブの「システムの保護」を選択
◆「システムの保護」を有効化する。
共有フォルダが入っているドライブを選択し、「構成」を押す。
「ファイルの以前のバージョンのみを復元する。」を選択。
「システム設定とファイルの以前のバージョンを復元する」でも可
「最大使用量」は1ヵ月分を保持するとしても10%程度で十分でしょう。(ファイル書き換えが多い場合はこの限りではありません。)
以上でVSS(シャドウコピー)機能は有効化されました。
復元ポイントの取得タイミングを任意に変更
復元ポイントの作成は、デフォルトでは24時に10分以上アイドルであれば実施されますが、
何故か実施したりしなかったり、時間がばらばらになってしまう事があります。
そこで、設定を変更して確実に実施するようにしましょう。
〜タスクスケジューラ設定変更編〜
◆まずはタスクスケジューラ起動
コンピュータ右クリックで「管理」を開き、左側より「タスクスケジューラ」を選択
◆該当のタスクスケジュールまで辿って行きましょう。
下方にある「アクティブなタスク」から「SR」の項目をダブルクリック
見つからない場合は左側から「タスクスケジューラ」→「Microsoft」→「Windows」→「SystemRestore」
を開いて右側より「SR」をダブルクリック
◆設定内容を変更
「トリガー」タブにて、「毎日 毎日 0:00に起動」をダブルクリック
任意の時間に変更出来ます。
「トリガー」タブにて、「スタートアップ時 システム起動時」を削除
サーバー用途を想定しており、常時起動であれば取りこぼす心配が無い為削除します。
◆試しに実行してみましょう
「SR」スケジュールを右クリックし、「実行する」
「状態」が「実行中」になるので、「準備完了」になるまで待ちましょう。
ハードディスクのガリガリ音で動作が分かるかもしれません。
マイコンピュータより、シャドウコピーを有効化したドライブ(ローカル ディスクC:等)を右クリックして、
「以前のバージョン」に実行した時間の復元ポイントがあれば作成されています。
〜タスクスケジューラ変更でうまく実施しない場合〜
それでもうまく行かない場合は、のん氏の「復元ポイント作成ツール(NonCrp)」を
採用する事で確実に任意のタイミングで実施する事が出来ます。
◆まずはダウンロード
http://homepage2.nifty.com/nonnon/よりダウンロード
インストールの必要はありません。
解凍して出来たフォルダを「NonCrp」とでもリネームして、適当な場所に保存しましょう。
◆デフォルトスケジュールにて、24時に気まぐれに作成されても困るので既存タスクを無効化します。
コンピュータ右クリックで「管理」を開き、左側より「タスクスケジューラ」を選択
◆該当のタスクスケジュールまで辿って行きましょう。
下方にある「アクティブなタスク」から「SR」の項目を右クリックして「無効」
見つからない場合は左側から「タスクスケジューラ」→「Microsoft」→「Windows」→「SystemRestore」を
開いて右側より「SR」の項目を右クリックして「無効」
◆新しく復元ポイントを作成するスケジュールの作成
コンピュータ右クリックで「管理」を開き、左側より「タスクスケジューラ」を選択し、「タスクスケジューラ ライブラリ」を開きます。
右クリックで「新しいタスクの作成」を開く。
「全般」タブにて、名前を付けましょう。「復元ポイント作成」とかでOK。
「最上位の特権で実行する」にチェック
「トリガー」タブにて、「新規」ボタンを選択し、開きます。
「毎日」を選択し、開始を12:00:00にでもしておきましょう。
その他項目は全てデフォルト
「操作」タブにて、「新規」ボタンを選択し、開きます。
「プログラムの開始」のままで、「参照」ボタンから「復元ポイント作成ツール(NonCrp)」のファイルパスを指定(開く)
「引数」には「b」と入力(確認ウィンドウ省略オプション)
「設定」タブのチェック項目について(任意)
「スケジュールされた時刻にタスクを開始できなかった場合、すぐに実行する(S)」にチェック
「タスクが失敗した場合の再起動の感覚(T)」にチェック
その他項目は全てデフォルト
「OK」ボタンを押して保存
◆試しに実行してみましょう
作成したスケジュールを右クリックし、「実行する」
「状態」が「実行中」になるので、「準備完了」になるまで待ちましょう。
ハードディスクのガリガリ音で動作が分かるかもしれません。
マイコンピュータより、シャドウコピーを有効化したドライブ(ローカル ディスクC:等)を右クリックして、
「以前のバージョン」に実行した時間の復元ポイントがあれば作成されています。
これで毎日12時00分に自動実行されるように設定は完了しました。
〜ファイル復元方法〜
◆VSS(シャドウコピー)のファイル復元方法
コンピュータを開く。
設定をしたドライブ(ローカルディスクC等)に対して右クリックで「以前のバージョンの復元(V)」を開く。
日付毎の復元ポイントがあるので、目的の日付の物をダブルクリックで開く。
後は階層を辿って目的ファイルをコピーして任意の場所に保存
尚、このクライアント機能に関してはProfessional未満でも使用可能です。
ファイルサーバー側でVSS(シャドウコピー)の設定をしていれば、ネットワークドライブに割り当てたクライアントで復元が可といった形
以上